厚生労働省労働基準局より全国産業資源循環連合会を通して周知がありました。

 

令和3年の職場における熱中症の発生状況は、死亡を含む休業4日以上の死傷者は547人(うち死亡者数は20人)となっております。

「休ませて様子を見ていたところ容体が急変した」、「倒れているところを発見された」など、管理が適切になされておらず被災者の救急搬送が遅れた事例があります。

また、入職直後や夏季休暇明けで明らかに暑熱順化が不十分でないとみられる事例、WBGT値を実測せずWBGT基準値に応じた必要な措置が講じられなかった事例もあります。

WBGTとは熱中症を予防することを目的として作られた指標(指標=めじるし)のことで、気温とは違う温度のことです。

湿度、日射・輻射(ふくしゃ)、気温を取り入れた指標です。

例えば気温31度~35度はWBGTだと28度~31度とあらわされます。

つきましては令和4年も下記実施要綱のとおり「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」が実施されます。

 

■期間 令和4年5月1日から9月30日(※令和4年4月を準備期間とし、7月を重点取組期間とします)

 

PDF 令和3年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況、死亡災害の事例等

 

PDF 令和4年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱