長野労働局より周知がありました。
金属アーク溶接等の作業で発生する溶接ヒューム(※溶接ヒューム=アークの熱によって溶かされた金属が蒸気となり、細かい固形状の粒子に変化したもの)は発がん性が指摘されるとともに、神経機能障害が多数報告されています。
このことから、令和3年4月の特定化学物質障害予防規則等の改正により、屋内での金属アーク溶接作業については溶接ヒュームのばく露測定(※ばく露=さらされること)、測定結果に応じた呼吸用保護具の使用等が義務付けられました。
今般、中小企業におけるばく露防止措置の取り組みを支援するため、溶接ヒュームばく露測定に要する費用の一部を補助する「有害物ばく露防止対策補助金」が実施されることとなりました。
■公募期間
第1期公募 令和3年7月1日~8月31日
第2期公募 令和3年10月1日~11月31日
※公募期間終了後概ね1ケ月以内に交付の決定・不決定通知が届きます。
※決定通知が届いた後の測定が対象となります。
※作業環境測定法施行規則別表第4号に掲げる作業場の分析を行うことができる作業環境測定機関が実施した溶接ヒュームの濃度の測定(個人サンプリング法による)が対象となります。
詳細は下記をご覧ください。